振り込め詐欺が増加する理由
振り込め詐欺の被害の増加が社会問題となっています。地域金融機関など様々な対策が投入されているにもかかわらず、被害が増加している理由は何でしょうか?
それは、いくつかの理由がありますが、一つには、ヤミ金融グループとの関連性が指摘されています。振り込め詐欺が急増したのは2003年から2004年の間ですが、その間、ヤミ金融対策法が施行されています。
これまで、社会問題になっていたヤミ金融グループの摘発が厳しくなってきたため、ヤミ金融グループの一部は振り込め詐欺のグループに移行したわけです。
また、振り込め詐欺の手口が非常に巧妙なのも理由の1つです。電話口で一方的に話を展開させて相手のペースに巻き込み、 "すぐに" "時間がない"と繰り返して相手をパニックに陥れます。冷静に考えれば、わかることも、冷静に考える時間を与えることができないという計算で、犯行に多くの人々が騙されています。
そして継続して新手の手口があらわれます。当初、一人で子供と孫を演じるオレオレ詐欺が主流でしたが、その手法が知られると、次は、警察や弁護士などの人物を登場させて、複数で演じる犯行が増加しています。また、文書や広告を利用する手法も増えています。
また別の把握の仕方もあります。現代人は世間体を気にし、家の中の恥を隠したいと思う心理が強く働いて、子供と孫、また、夫のような不祥事がお金で解決するならと、すぐにお金を振り込むという理解です。
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